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2012年04月23日

低学年ってとっても大事パートⅡ

子供は勉強が大好き、というと
ほとんどの方は信じられないようです。

いつも遊んでばかりで、勉強しているところなんか
見たことないと返事が帰ってきます。
しかし、これは大人の目で子供をみているからで
子供の視点に立てば、どんな刺激でも勉強なのです。

好奇心、持続力、集中力は幼児期に養われます。
家庭での子供の指導者は両親、特に母親です。
まず、母親がしっかりと子供のことを理解してください。

幼児期は特に、他の子供と比較しないで下さい。
3月生まれの年中児と4月生まれの年中児では
1年も差があります。4月生まれの子供が歩き出したころ
やっと生まれたばかりだったことを忘れないように。

子供は勉強も遊びも、刺激として捕らえています。
大人のように、(大人でも難しいと思いますが)
これは遊び、これは勉強といった具合には区別できません。
まず、指導者(親)が子供に知識を与えているのか、
知恵を与えようとしているのか自問して下さい。
ステップ分けは指導者(親)の腕の見せ所です。

良い指導者(親)に育てられた子供は
年長児ぐらいになると
知識獲得能力の基礎ができ始めています。
知識の量は少なくても、
新しいことを獲得していく力が育っています。

この段階で無理やり詰め込まれた子供は
小学校入学時に、自然な状態に戻すのに
とても苦労します。

知識の量は他の子供より多いのですが
新しいことに挑戦する力は弱く、
負ける勝負はしたがらないし、
教えてもらうことを強く求めます。

これが中学生・高校生になっても続くようだと
もうお手上げとしか言いようがありません。

このタイプは勉強が好きというよりは
他の子供より自分のほうが
知っていることが多いので
自慢できることに満足感を求めています。

こういう子供に育つと、
本当の意味で勉強させると
一番先に根をあげます。

幼稚園児、小学1年生~3年生あたりは
知識の多さを自慢するより、知識を獲得する能力が
育っているかどうかをじっくり見てあげてください。

子供は本質的に勉強好きです。

  

Posted by フォーラム君 at 11:39教育