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2012年05月18日

小学2年生で学校の先生から落ちこぼれ宣言を受けた子供の話

今日はとってもかわいそうな子供の話:
私が関わった子供の中に、小学2年生で学校の先生から落ちこぼれ宣言をされた子供がいました。
というより、宣言されちゃったから私の所に来たと言った方が事実ですが。

この子は、少し落ち着きがなく、集中力・暗記力・持続力が普通の子供(こんな子供いるのかな)に比べるととっても弱かったんです。
学校では勉強をするどころか、じっとすわっているのも苦手なようでした。

はじめて、彼を見たとき
うわーとっても大変な子を預かっちゃった、と思ったのですが
お母さんが私のことを信用してくれたことと、子供が素直だったので
なんとかしなくっちゃ、と一念発起、試行錯誤の日々が続きました。

でも、学校の先生ももう少し言い方があったのにとおもうんですよ。
「あなたのお子さんは小学2年生ですがすでに落ちこぼれています。
このままでは学校生活を続けるのは難しいと思います。
特殊学級(当時はこんな言い方も許されていました)に
変わった方がいいのではありませんか。」

もし、自分の子が面と向かって、しかも学校の先生から
このような言われかたをされたらきっと親の方が落ち込んでしまいますよね。

どこかで、私どもの教室を聞きつけ
藁をもすがる思いで頼みに来られていることが
お母さんの真剣な顔からも読み取ることが出来ました。

当時は(15年ほど前)は能力開発的な教室、しかも低学年を預かっている教室は
あまりなかったと思います。
もちろん幼児教室は花盛りでしたよ。

で、その後彼はどうなったかというと
小学5年生で児童会立候補
6年生では会長を務め
中学入試も見事クリアー
ラグビークラブで活躍し
無事、私立ですが大学にも合格しました。

子供の可能性は無限です。
小学3年生や4年生で、見切りをつけるのは
どうでしょうか。

お母さん、ご自分には当てはまりませんよね。

  


Posted by フォーラム君 at 12:33教育