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2012年09月12日

朗読は頭のこやし

低学年にとって朗読は欠かすことのできない分野です。
まず、幼少期の読み聞かせに始まり、音読、朗読へとつなげていきます。

文字を覚えるのに読み聞かせはとても効果があります。
次に伝い読み、文字を一つ一つ追いながら読んでいきます。
声を出して、読んでもらうことで、その子の文字を認識している力がわかります。

「、」を句点・「。」を読点と言いますね。
このことが朗読では大きな意味を持つことを理解している方は少ないようです。

言葉を声に出して語る時と、文章で表現するときの決定的違いはなんでしょう。

単文・重文の時は主語や述語、修飾語がどの言葉と対応しているかは比較的容易に判断できます。
しかし書き言葉になるとしかも複文になると
どの言葉がどこにかかっているかはなかなか判読しにくいものです。

そこで、登場したのが「、」と「。」です。
意味のかかり具合、正確に内容を伝えるために、
文章の塊を示す為に使われているのが「、」
ここまでが一気にしゃべっているんだよって示しているのが「。」

このことをあまり知らない子供は
文章を読ますと、「、」点でいつもとまって読んでしまいます。
たまに学校の先生でもそうする方が子供に意味がわかりやすいと思って
このような読み方をしますが、
子供はそのように読むものだと善意に受け取って
とんでもない読み方しかできなくなる子がいます。

なぜ朗読が必要か、おわかりですよね。
文章を読むということは、
書いてある内容をどれだけ正確に相手に伝えられるかってことだと思いますよ

  


Posted by フォーラム君 at 16:53教育