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2014年06月24日

「母乳語」と「離乳語」

わが子に伝える「絶対語感」
外山滋比古著(お茶の水女子大学名誉教授)の中に
国語教育、特に幼児期から低学年の時期に
とても大切なことが書かれてあったので
ご紹介します。

「母乳語」と「離乳語」
聞きなれない表現だとおもいません。?

少し本文を抜粋します。
「母親は、子供にとってはじめての言葉の先生です。
----そして母親はことばを教えるのに適しています。
------耳からことばを覚えていく赤ん坊にとって、
先生である母親の言葉はとてもたいせつです。
------この、はじめのことばを、
私は「母乳語」と読んでいます。
------母親のことばだけで、
こどものこころは、どんどん発達していきます。」

なかなかおもしろいでしょ。
生まれたばかりの子供にとって、
いかに母親の言葉が大切か。

本の帯の部分から
「子育てはことばを教えることから始まります。」

本文より
「生まれたばかりのこどもに話す
母親のことばを、
「マザーリーズ」といいます。

マザーリーズで大切なのは、
◎普通より、
すこし高い調子の声で話すこと
◎抑揚を大きくすること
◎くりかえし言うこと
◎おだやかに、できれば、
ほほえみを浮かべて話すこと

このなかでとくに大切なのは、
「くりかえして言うこと」

子供を育てるのにまず、母乳。
でも何時までも母乳(ミルク)ばかりでは
育ちません。
ここで出番が離乳食。

言葉も同じです。
まず、目で見て実際に見える言葉を
(母親の表情も含めて)
い~っぱい覚えましょう。(母乳語)

その後、離乳食に当たる離乳語の出番です。
目で見て形が分かる、
対象物が特定できる言葉から
目には見えない、
対象物が特定できない
あいまいな言葉の登場です。

母乳語から離乳語への
橋渡しがうまくいかないと
こどもの思考は
とても薄っぺらいものになります。

太朗さんと言われて、
実際に存在する太朗さんではなく、
どこにでもいる太朗という名の人物
(実在しなくてもかまいません)を
想像できるかどうか、
ここが離乳語のポイントです。

具象から抽象への第一歩です。

想像力が働く為には、
この誰でもいい太朗さんが大事になります。

小さい子供は
実際の太朗さんは理解できても
空想の太朗さんはだれか
悩んでしまいます。

日本の子供は
目から言葉を教わる傾向が
強いのですが
最初は耳から覚えていく方が
いいのです。

離乳語が登場しだすと
空想力が出来てくるので、
子供は現実と空想の間をさまよいます。
本人は現実と空想の区別が
はっきりできないので
つい、うそ(とんでもない話)を話します。

たわいもないウソに
笑って答えられる余裕を持って下さいね。

うそ(子どもはそれをウソだとは思っていない)は
頭が良くなっている証拠です。






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Posted by イロハス君 at 16:11 │受験